続いてはDistagon 25mm F2.8です。「25mm」というツァイス伝統の焦点距離で
Y/CマウントのDistagonきっての曲者レンズといったところでしょうか。
このレンズの特徴は開放時に一番解りやすく出ます。
画面中心部は高い解像力(開放で1mm辺り224本)を持つ高性能なレンズなのですが、反対に画面周辺は光量が大きく低下します。
それも全ての個体がそうなるわけではなく、ロットが古ければ古いほどその特徴が出るという、曲者っぷり。
今回はその特徴が最も出る、ある意味1番Distagon 25mm
F2.8らしい初期ロットの581番代の個体を使用しました。