RTSのT型とU型ってどう違うの?

 

   

左がポルシェデザインの初代RTS。右がデザイン継承のRTSU。

パッと見の外観は一緒です。

 

   

左が初代RTS。右のRTSUには電源SWが付加されている。

 

   

初代RTSはAE測光ボタンのみ。RTSUはボタンの周囲にAEロックを装備。

AEロックはレバーを時計回りに回すと作動する。

 

   

初代RTSは機械式セルフタイマー。RTSUは正確な電子式に変更された。

 

   

初代RTSのプレビューボタン。RTSUはプレビューボタンに機械式の1/50秒シャッターを装備。

写真は手前に倒した状態で、プレビューボタンを押すとシャッターが切れる。

電池が不要なので、低温下や非常時に役に立つ。

 

   

右のRTSUはバルブ専用機械式レリーズソケットを付加。

 

   

右のRTSUは裏蓋にアクセサリーポケットを付加。

また、ファインダー右側に機種名が白字で書かれている。

   

右のRTSUはTTL用の接点が増えている。

 

   

シンクロソケットの位置は異なる。左がマウント右にある初代RTS。

右がシャッターダイヤル下のRTSU。

 

   

右のRTSUになって、Aポジションのロックとアイピースシャッターが追加された。

 

   

右のRTSUにはXが新設された。

 

   

左の初代RTSは電池ブタをコインで。右のRTSUはコイン不要で開く。

 

   

左の初代RTSは布幕。右のRTSUはチタン幕となった。

 

   

左の初代RTSの圧板はエンボス。右のRTSUはフラットだが両端にRがついた。

 

   

右のRTSUはTTLストロボ用のセンサーがフランジ内に付加された。

 

 

 

その他の変更内容

U型はフィルム装填時、カウンター1までは一律1/60秒で切れる。
U型になって、多重露出時、カウンターが進まなくなった。
U型はレリーズソケット、シンクロソケットがねじ込み式になった。
T型は本皮だったが、U型はソフトな本皮風のシボ革に変更された。
データバック感知はT型はシンクロ接点だったが、U型は赤外線式に。
交換スクリーンのツマミがTは左側、Uは右側になった。

 

 

 

inserted by FC2 system