バヨネットの内爪・外爪って何?
当時、バルナック型ライカに対抗して製作された旧ZEISSIKONのContaxシステム
ライカのマウントがネジ込み式のスクリューマウントなのに対し、
Contaxはレンズをボディに装着するとカチッと止まる先進のバヨネット式を採用
そのバヨネットであるが、レンズをボディの内爪に装着するタイプと外爪に装着するタイプがあります
左が内爪用のテッサー50mmを、右が外爪用21mmをそれぞれ装着したところです
物理的構造がどのように違うか紐を解いてみましょう
ボディのContaxのロゴのすぐ下に注目して下さい
左の画像が内爪、右の画像が外爪になります
これは内爪バヨネットにレンズを装着したところです
これは外爪バヨネットにレンズを装着したところです
まずは内爪の物理構造と装着方法から
1の画像のマウントのスリットに2の画像のレンズのピンを落とし込みます
手順は3の画像のように、ボディの赤い指標にレンズのピンを合わせ、
反時計回りにカチッと音がするまで廻します
マウントにあるガイドのバネ圧で固定されます
こんどは外爪の物理構造です
左の画像の爪に中央の画像のレンズのロック爪をかけます
右の画像のように、外爪用のレンズはボディ側のヘリコイドに覆い被せるように装着します
外爪レンズの装着方法です
1〜6までの画像をご覧になれば説明はいらないでしょう
これで1つのボディに2種類のマウントがあるのがお分かり頂けましたか?