STとRXってどう違うの?
左がSTで右がRX
一見似ているようで実は似ていない両機を比較してみよう
STのミラーボックスは左右のほぼ中心に、
RXはボディ右半分が短く、中心より右寄りである
リアビュー。両機ともにデータバックは作品を損ねないコマ間記録タイプ
STは左右に広く、RXは上下に長い骨組みとなっている
また、STの接眼部は丸型、RXは角型になっている
STの液晶はイルミネーター付き
両機のトップビュー。操作系のデザインはよく似ている
RXにはRTSから受け継いだフロント測光スイッチがある
RTSVの廉価版的存在のSTにはセラミック圧板がよく似合う
RXはアルミ合金で作られた平面タイプの圧板
両機のリアビュー
STのシャッター幕はボディのセンターに
RXはパトローネから幕までが短く、左寄りに配置
STのシャッターダイヤルは内照式イルミネーター装備
RXはダイヤル平面に数字がプリントされている
測光切り替えはSTは電源スイッチ共用
RXはドライブ切り替えダイヤルの下にツマミを装備
送給切り替えはSTは液晶を見ながらのボタン操作
RXはダイアル切り替えによる操作
RXの緑の○はフォーカスインジケーターポジション
STは機械式プレビュー
RXは電子プレビュー
STは167MTと同様に直接ストラップが装着可能
RXは三角リングを必要とする
途中巻き戻しレバーはSTはボディ上面の右側角に
RXはファインダー接眼部のすぐ右側に
ストロボ用接点の数は92年発売のSTより94年発売のRXの方が多い
RXはTLA360の※オートセット機能にリンクすることができる
※フィルム感度、絞り値の相互リンク
ボトムの面積はRXの方が大きい
STは単4電池4本、RXは2CR5を使用
その他の相違点
X接点はSTが1/200、RXは1/125
RXにはデジタルフォーカスインジケーターを搭載
RXには8項目のカスタム機能セットが可能
STは定価20万円、RXは16万円