S2とS2bってどう違うの?
外観は金属色以外は全くの瓜二つ
トップカバーのCONTAXロゴはS2が黒字、S2bが白字である
巻き上げレバー下の機種ロゴもS2が黒字、S2bが白字である
左がS2のチタン素材。右がS2bの窒化チタン皮膜処理を施したチタン素材。
窒化チタンは耐磨耗性、および耐食性に優れている。
上の写真は磨耗試験の結果で、窒化された右側のほうが磨耗が少ないのが分かる。
チタン板を窒素雰囲気中で熱すると、酸素の混入を避けるのが困難なので、
チタン粉末を窒素雰囲気中で焼成する方法がとられている。
これは、京セラのセラミック技術の氷山の一角であり、
既にT2チタンブラックで成果を上げている。
これが最も大きな違い
S2はスポット測光。S2bは中央部重点測光である
受光素子は接眼レンズ一体型であり、
下の写真のようなユニットになっている
S2番外編
S2には92年秋に期間限定受注生産されたS2 60周年記念ボディがある
仕様はロゴ以外は特に変わらないが、60周年記念ストラップが付属している