東郷平八郎とCarl Zeiss
日本人で初めてCarl Zeissと関わりのあった人と言えば東郷平八郎ではないでしょうか。東郷平八郎が日本海海戦で使ったのがCarl Zeissの双眼鏡です。このCarl Zeiss双眼鏡は小西本店がドイツから輸入したプリズム式双眼鏡で、接眼部がダブルの5×24、10×24のコンバーチブルタイプ。後にこのCarl Zeiss双眼鏡は大ヒット商品になり輸入元の小西本店に注文が殺到しました。日本海軍では東郷平八郎が初めて手にし、海軍軍人の中でも憧れのCarl Zeiss双眼鏡で東郷平八郎に「ぜひ、一度覗かせて下さい」とお願いしに来た軍人が後を絶たないほどでした。 |