RXチェック項目

 
 

 RXはミラーズレはないとされていたが、早いロットだと94年からもう10年を数えることから、最近ミラーずれ症状もぼちぼち出始めた。共通項目であるミラーずれも必ずチェックしておきたい。使用不能までは陥らないが、中古として大きく価値が下がる症状が2点ある。プレビュー鳴いて、しかも液晶が侵食していると、買取は数千円程度と低い評価となってしまう。現状で購入する場合は、修理代と天秤にかける必要がある。

     

@プレビュー鳴き

 RXとAXに共通の持病で、プレビューボタンを押すと”ピヨッ”と鳴く。実用に直ちに影響することはないが、京セラサービスさんでは修理を勧められる。「この症状を直さないと・・・」と考えず、この症状が出たらオーバーホールの時期の目安と考えたい。鳴きの音が掴めない場合は、いくつかのロットで聞き分けてみよう。

 

A液晶漏れ

 カウンターの液晶の四隅が黒く侵食していたらそれは液晶漏れだ。左右の画像の液晶窓を比べれば一目瞭然だ。始めは小さくても侵食が徐々に広がってゆくので、購入時には価格と天秤にかけなくてはならない。修理代は14,000円〜18,000円くらいが目安。

 

Bファインダー内液晶漏れ

 ファインダー下部の内照式LEDの周辺も液晶漏れのチェックをしておきたい。特に両端はよく見よう。

 

 

 

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