G2チェック項目

 
 

 G1に比べてあらゆる面で格段に信頼性が高いG2。チェック項目はG1準ずる。同じように、実用上全く差し支えないが、持っている本人が気になるか気にならないかのレベルの症状もある。

 

@シャッターが切れるか


 実に簡単なことだが、なかなか実践されていない。本体のみでシャッターを切ってもあまり意味が無い。Gシリーズは電気接点からレンズ装着をボディ側のROMで認識するので、必ずレンズを装着してシャッターを切ること。切れない場合、レンズのROM不良も考えられるので、問題があればレンズを付け替えてみよう。

     

Aフォーカシング動作

 この動作テストには繰り出し量の多いプラナー45mmの装着が望ましい。MFモードに設定して、トップカバー左側の液晶窓を見ながら前面にあるマニュアルフォーカスダイヤルを回して0.50mに設定し、シャッター半押しを繰り返すとレンズ鏡筒が出たり入ったりする。このときの動作がスムーズであるかをチェック。

 

B液晶漏れ

 Gシリーズ特有の持病と言っても過言ではない。液晶の寿命が非常に短く、液晶の周囲が黒く滲んでいるのは日常茶飯事。2つの液晶窓があるが、フィルムカウンターのほうが頻度が高い。カウンターの文字に滲みがかかっていなく、かつカウンター数字が正常に読み取れれば実用上は全く問題ない。あとは気になるか気にならないかの問題だけだ。メーカーでの液晶交換費用は一律9000円也。ようは中古で購入する時、価格に妥当性があるかどうかということだ。価格が安ければ現状で購入するのも一つの手だろう

    

 

 

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