159MMチェック項目

 
 

 基本的な事なのだが、159MMのアキレス腱はシャッターが切れるかどうか。電源は入るがシャッターが切れないという症状が現在多く、原因はシャッターマグネットの劣化である。残念ながらシャッターマグネットのスペアは払底しているが、調整で再生する場合もある。また、ファインダー内のF値表示用LEDの劣化も目立っている。これら2箇所の交換スペア部品は無いが、その他の箇所はまだまだ復旧可能である。その他、共通項目であるミラーずれも必ずチェックしておきたい。

 

 相変わらずシャッターマグネットが弱い159MM。修理は絶望とまで行かなくとも、かなり厳しい状況。シャッターマグネットの修理をしたところで、交換部品が無い為に長期の性能維持が難しく、同じ故障が短期間で再現する。シャッターが切れなくなったらご臨終と認識したい。記念ボディも出ており、小型で高性能なだけに惜しいボディだ。

     

@シャッター

 まず、電源レバーを左側に入れてBCランプ点灯によりバッテリー残量を確認。次いでシャッターが切れれば問題無い。シャッターマグネットが劣化している場合、シャッターが切れない。

 

A絞り値表示LED

 ファインダー下部のLEDに絞り値が表示される。レンズを装着してF2.8とF8で文字欠けがないかチェックしてみよう。表示が薄くなっている場合、交換部品は無く修理は難しい。

 

 

 

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