北村(ブッチョン)〜仁寺洞通り(インサドンギル)編
この先には韓国ドラマの撮影に使われた学校があるそうです。
奥には北岳山(プガッサン)がそびえ、その手前に青瓦台(チョンワデ)があり、
左手に景福宮(キョンボックン)の建つ伝統的な趣の深い土地です。
こちらの一角はレンガ作りの建物が建っていて、紅葉した木々が合間に植えてあり高いビルなどはありません。
韓国といえばショッピングや焼肉といったイメージですが、散策や撮影に訪れるのも良いですね。
実際、カメラを持っている方をたくさん見かけました。
なんだか昭和な雰囲気です。
この日はあいにくの曇り空でしたが、条件が良くなくてもTessarの発色は良く表現されています。
先ほどのレンガ作りの建物の先には、ギャラリーやカフェが見受けられます。
店先も花や木でおしゃれに飾ってあります。
ギャラリーから少し歩くと若い女性向けのブティクなどが立ち並びます。ただ、街の色合いがとても落ち着いているので
東京でいえば代官山と谷中を混ぜた感じといったところでしょうか。
例えばT2やDistagon28/2など色の濃くのるカメラやレンズを持っていくと、とても良い雰囲気の写真が撮れそうです。
この辺りは細い道が入り組んでいて坂道も多く、急な階段の上のお店があったりします。
階段でカップルが一休み中。ワイングラスの壁画がかわいいです。
でも、街灯の柱で隠れてしまってますね。
デジタルだから撮りなおせば・・・と思っていましますが、一枚一枚気を配って撮りたいものです・・・。
階段を上り切って高台に出ると、どの辺りを歩いて来たのかが分かって楽しいです。
ちょっとした探検気分が味わえます。
路地を巡りながら下の方に降りて来ました。
曇っていた空が少々晴れて、夕日の色が現れています。微妙な色合いですが、きちんと表現されています。
Tessarらしいコントラストの強さが出ていますね。
陽も落ちてきましたので、街中に戻ってきました。ここは「仁寺洞(インサドン)通り(ギル)」と言います。
お土産物屋さんが多く並んでいます。キティちゃんはどこでも人気のようですね。
この仁寺洞通りは伝統のある街で、韓紙や筆など伝統工芸品を扱うお店も良く見受けられます。
伝統茶と呼ばれるお茶を出してくれる喫茶店のようなお店も数多くあります。
実はこの伝統茶が目当てで仁寺洞に来ました。
お菓子メニューもありますが、ひとつ注文すると2〜3人前の分量が来ます。
夜遅くまで開いていて、ゆっくり語らう場といった雰囲気です。