シャンボール城 < Chateau de Chambord >

 

 ソローニュの森の中に聳えるこの城のスケールはロワールではもちろん、フランスでナンバーワン。城を取り囲む塀の長さはなんと31kmにも及ぶ。部屋数は440室、庭園規模は山手線の内側とほぼ同じ面積。この城は住居としてではなく、狩猟や交遊などの目的で使われた。建築は初期ルネッサンス様式であるが、ディティールにはゴシックの要素も十分伺える。城内の注目は有名な中央階段。この階段は二重の螺旋になっており、屋上テラスまですれ違うことなく行き交うことができる。屋上のテラスからは壮大なスケールの庭園の一望はもちろん、見事な彫刻の塔や煙突を見ることができる。この城を建てることを命じたフランソワ1世は、当時流行のルネッサンスに注目。レオナルド・ダ・ビンチも築城に関わったとも言われる。しかし皮肉にもこの広大な城が完成したのはフランソワ1世の死後であった。息子のアンリ2世が工事を引き継ぎぐことから始まり、様々な人手に渡る。最後はシャルル10世の孫息子であるドゥ・シャンボール伯爵が手にするも1883年に亡くなり、1930年に彼の後継者から国が買い上げることで落ち着き、現在まで国が手厚く管理している。この城の見学には是非とも余裕を持って欲しい。駆け足で見て1時間、ゆっくり見るなら2時間、さらに庭園を散策するなら4時間くらいの余裕がないと厳しい。壮大な城の割に写真点数が少ないのは駆け足で廻った証拠である。

 

城の外観 ★★★★★
城の内装 ★★★

庭園規模

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スケール ★★★★★
アクセス ★★★★★

 

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