アンボワーズ城 < Chateau d'Amboise >

 

 ロワール川に影を落とすように建つアンボワーズ城は対岸から見ると実に優雅。15世紀から16世紀にかけてシャルル8世が築城した要塞である。一見優雅であるが、ドロ沼の宗教戦争の舞台でもあった。1560年に旧教徒の権力者ギーズ公は、1500人余りの対立する新教徒を捕らえ、この城にて惨殺。縛り首にした死体が城壁に吊り下げられたとも言われている。仕打ちを受けた新教徒も黙ってはおらず、この事件を機に約40年を数える教徒対立による宗教戦争が幕を開く。この城は何度か改築を繰り返し、築城当時からオリジナルで残っているのは馬に乗ったまま上がれる螺旋斜路のミニムの塔だけ。ミニムの塔からの眺めは川を挟んで街を一望できる。イタリア遠征したシャルル8世がイタリア芸術に大きく影響された為、庭園はイタリアから技師を呼び、本場仕込みの造園。また、戦利品の家具を含む調度品にもやはりイタリアの風。おまけに天才画家レオナルド・ダビンチもこの城に招かれた。

 

城の外観 ★★★★★
城の内装 ★★★★★

庭園規模

★★★★
スケール ★★★★★
アクセス ★★★★

 

アンボワーズ城へのアクセスはこちらから

 

このページの画像サイズは全て640*427ピクセルです

白枠画像クリックで1300*867ピクセル、青枠画像クリックで2496*1664ピクセルの画像が出ます

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system