硝子の驚異
サブタイトル
新興生産文学 獨逸光学工業發達物語
形態
単行本
発行元
天然社
執筆
F.シェッフェル 翻訳:藤田五郎
表紙
T,T3
コンテンツ

・一
・二
・三
 
 :
 :
 
・三十三

寸評
 「ヨオロッパは火山のやうに沸り立つてゐた」・・・「氏ガ未ダ公ニセザルトコロナリ」・・・といった風な記載のレトロな本。当時のツァイス、アッベ、ショットの不屈の精神を、434ページのドラマティックストーリーとして展開している。冒頭は父であるアウグスト・ツァイスの話から始まり、続いてカアル・ツアイスがギムナジウムに行く。古書体漢字が多く、読むのに四苦八苦だが、他書に無いオリジナリティがある。確かに今となっては資料だが、当時としては読み物的比重が高い感がある。
発行日
1952,09-20
定価

¥2.40

 

 

 

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