PhaseOne歴代製品カタログ

 

極楽堂オーナーよりご覧の皆様へ

 このページをご覧頂きましてありがとうございます。歴代のフェーズワン製品の仕様をリリースの年代順に並べてみました。現在、当店ではPhaseOne製品を販売しているので、当然ながら現行品の知識はあるのですが、どうしても直接関わってこなかった旧製品の知識には乏しいものです。しかし、買い替えのお客様とお話を進めていくと、どうしても旧製品の話題は避けられないものです。しかし、Googleなどで検索しようにも気の利いたサイトはなく、なかなか知識を取り入れるのが難しいのが現状です。しからば、参考になるサイトが無ければ自分で作ったらいいのだと考え、このページを立ち上げました次第でございます。勢いに任せて、僅か2日で作ったので至らない点も多いと思いますが、ご覧のお客様はもちろん、当店の従業員の皆さんにも知識を取り入れる場としてご活用頂ければ幸いでございます。このページを作ったわたくし自身、とても勉強になりました。最後に製作にあたり、色々と細かくご教授頂きましたDNPフォトルシオの社員の方々およびフェーズワンの社員の方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 


★ StudioKit, PhotoPhase, PowerPhase / 1996-2000 ★

1996年より発売されたにフェーズワンブランドのスキャンバック。
いわゆる、フラットベッドスキャナがカメラバックになったようなシステムであり、
これをHasselbladなどの中判カメラのフイルムバックの代わりに取り付けて撮影するタイプ。

センサー自体がフィルム面にあたる位置を上から下までなぞるようにスキャンして撮影していくので、最終的な画素数は大きくなります。
mまた、画素数はソフトウェア側で選択することができます。
当時は1分くらいから、場合によっては30分ほどかけて1コマを撮影していました。

 

 


★☆★ Light Phase / 1998 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50/100, 推奨感度 : 50/100, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.65
 
1998年にフェーズワンブランド初のCCD搭載デジタルバック。センサーの形状は35mmフルサイズとした。
当時としては革新的な赤外線フィルター(緑のガラス)を装備していた。
また、RGB各色分離して撮影する必要の無いワンショット対応であった。
CCDは600万画素のフィリップスCCDセンサーを搭載。プリントでフィルムと同等程度のクオリティーであった。
空冷ファンが一般的だったこの時代、スリープ機能(シャッター動作時のみ通電する機能)は画期的であった。
本体にメモリーカードスロットは無く、FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
さらにバッテリー装備も無く、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
ご覧の通り、本体にモニターはありませんので、パソコンにてプレビューを行います。

 

 


★☆★ H20 / 2001 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50/100, 推奨感度 : 50/100, 3.0sec/コマ, Lens倍率 : x1.5
 
2001年にリリース。ハッセルブラッドを意識した初のスクエア型センサー機として話題を呼びました。
1600万画素のコダックCCDセンサーを搭載しています。
LightPhaseが予想以上に売れたフェーズワン社は以降の商品のシリーズ化を決定。
H20はHシリーズ第1号機としてエントリーされました。
Vタイプのみ用意され、書き込み完了の電子音の前にはシャッターが切れないトリガーロック機構付きです。
当時、コダックが同じセンサーを用いた競合機DCSプロバックを発売。
DCSプロバックはH20より100万円程度安く、液晶モニターも付いていました。
ただ、DCSプロバックはソフト面での作りが悪く、作画がH20に比べイマイチであったと言われています。
CFカードスロットは無く、FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
バッテリー装備は不可能で、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
本体にモニターはありませんので、パソコンにてプレビューを行います。

 

 


★☆★ H10(前期型) / 2002 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50/100, 推奨感度 : 50/100, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.65
 
2002年にリリース。LightPhaseの後継機に当たります。
フェーズワン社はHシリーズ化を推進。LightPhaseをHシリーズとしてH10が誕生しました。
センサーはフィリップス製600万画素CCDを搭載。
仕様は全てLightPhaseと同じです。

 

 


★☆★ H10(後期型) / 2002 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50/100, 推奨感度 : 50/100, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.65
 
LightPhaseの後継を担ったH10ですが、途中から1,100万画素にスペックアップ。
これはこのあと発売するH101への布石であった。
前期型に搭載したフィリップスセンサーはオランダで生産していましたが、後期型からはカナダにて生産。
1mmに満たない僅かですが、前期型よりセンサーが縦・横共に大きくなっています。
後期型になってからマミヤ用とコンタックス用が用意されました。
CFカードスロットはありません。FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
バッテリー装備は無く、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
本体にモニターはありませんので、パソコンにてプレビューを行います。

 

 


★☆★ H5 / 2002 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50, 推奨感度 : 50, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.65
 
H10の後期型と同時にリリース。前期型の性能を引き継ぎ、同じく600万画素のデジタルバック。
使えるISO感度は50に限定され、価格を抑えている。当時H10は300万円程度したが、H5はその半額程度で購入できました。
しかし、購入単価を落とした割には、あまり出荷台数は伸びず、いまとなってはある意味希少です。
ISO50のみということもあり、スタジオ専用に近いわけですが、
感度が低い分を補うために強くストロボを焚きすぎると、ブルーミング(輝点周辺の光の滲み)が発生するケースもあります。
CFカードスロットはありません。FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
バッテリー装備は無く、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
本体にモニターはありませんので、パソコンにてプレビューを行います。

 

 


★☆★ H101 / 2002 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50/100, 推奨感度 : 50/100, -.-sec/コマ, Lens倍率 : x1.65
 
2002年にリリース。ハッセルブラッドをH1に対応するためにH10(後期型)を仕様変更しました。
ボディカラーはハッセルブラッドH1に合わせたカラーリングとフォルムになっています。
従来はレンズ側の接点を利用したシャッターシンクロでしたが、H101ではマウント面にシンクロのための電子接点を備えています。
CFカードスロットはありません。FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
バッテリー装備は無く、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
ご覧の通り、本体にモニターはございませんので、パソコンにてプレビューを行います。

 

 


★☆★ H25 / 2003 ★☆★

Monitor : なし, ISO感度 : 50-400, 推奨感度 : 50-100, 2.0sec/コマ, Lens倍率 : x1.15
 
2003年にリリースされた高性能機。レンズファクター1.15倍の大型CCDを初採用。
Hシリーズのハイエンドモデルでもあり、最終機でもありました。
いままで24×36mmの35mmフルサイズが一般的でしたが、短い辺を倍に拡大。
48×36mmという新しいサイズ規格を誕生させました。
フィリップスに代わって、2,200万画素のコダックCCDセンサーを搭載。高感度側は ISO400まで対応しています。
高額商品であるにもかかわらず、発売当初は段ボールにて出荷。
高級感がないということで、途中からペリカンケース付きで出荷されるのが風習となった。
内部基盤には当時まだ未発表であったPシリーズのコンパクトなパーツを多く取り入れた為、
中はほとんど空洞。これが幸いしてか、非常に冷却効率が良く、故障も稀であった。
従来製品は1年保証であったが、このH25は3年のメーカー保証が付けられた。
CFカードスロットはありません。FWケーブルにて画像をパソコンに伝送します。
バッテリー装備は無く、パソコン側からの電源供給により駆動します。ですので、撮影にはPCとの連結を要します。
本体にモニターはありませんので、パソコンにてプレビューを行います。
発売から長期経過していますが、本体にボタン類などはないので故障箇所は少なく、今でも多くの写真家に愛用されています。

 

 


★☆★ P20 / 2004 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-800, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 1min, 1.4sec/コマ, Lens倍率 : x1.5
 
Hシリーズに代わって、新たにリリースされたPシリーズのエントリー機。
H20の血を引くスクエア型センサー機。特にハッセルブラッドユーザーには喜ばれました。
初めて背面に液晶モニターを装備。画面左右にある4つのボタンで各種設定ができるようになりました。
また、電源供給はバッテリーパックに対応。パソコンで繋ぐことなく、単独で持ち運べるようになりました。
もちろん、液晶画面下のファイヤーワイヤー端子を通しての電源供給も可能です。

ISO50またはISO100で撮影される方向けです。ISO200以上では撮影条件によっては偽色が出ることがあります。
Pシリーズになって、初めてCFカードに対応。本体内で初期化できるCFカードは4GBまでです。
液晶パネルは11万画素です。液晶の画面案内表示は英語のみになります。

 

 


★☆★ P25 / 2004 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-800, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 1min, 1.7sec/コマ, Lens倍率 : x1.1
 
HシリーズH25の血を引く大型センサーのハイエンド機。P20とほぼ同時にリリース。
感度はISO800まで対応できますが、ISO50またはISO100が推奨感度です。
このP25ノンプラスにはP25+と同じセンサーを搭載していますが、推奨露光時間は1分です。
350MBのハイスピードRAMを搭載。H25よりシャッターレスポンスが若干向上しました。
P25+では可能としているキャプチャー1を通してのライブビュー機能はありません。
発色傾向はかなり派手目で、ポスター撮影などに適しています。
本体内で初期化できるCFカードは4GBまでです。
液晶パネルは11万画素です。液晶の画面案内表示は英語のみになります。
レンズファクター1.1倍ということから、いまでもリファービッシュでは引き続き人気があります。

 

 


★☆★ P21 / 2005 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 100-800, 推奨感度 : 100-200, 推奨露光時間 : 30min, 1.0sec/コマ, Lens倍率 : x1.3
 
P25の廉価版としてセンサーサイズを縮小。P21はレンズファクター1.3倍という新しい路線を作りました。
P20がハッセルユーザーに喜ばれたのに対し、こちらはあらゆる645ユーザーに喜ばれました。
最低感度を50から100に持ち上げた分、推奨感度はISO100またはISO200となっています。
データは軽く、1コマあたり1秒とハイレスポンス。過去最高のスピードで撮影でき、ファッションフォトグラファーに愛用されました。
RAW(サイズL)でのファイルサイズが21MBと、ノートパソコンなどへの取り込み負担も軽減されます。
シリーズ初の30分までの推奨露光時間。 本体内で初期化できるCFカードは4GBまでです。
液晶パネルは11万画素です。また、液晶でのインフォメーションはこのP21より日本語に対応しています。

 

 


★☆★ P30 / 2005 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 100-800, 推奨感度 : 100-400, 推奨露光時間 : 30min, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.3
 

球体型マイクロレンズ搭載の目立たないが実は特殊なモデル。
このP30のウリは長時間露光の素晴らしさ。夜景、オーロラ、花火、天体などで威力を発揮します。
長時間露光でのホワイトバランスの安定性は、同じ価格帯のデジタルバックの中でも屈指の性能を誇ります。
CCDセンサーにマイクロレンズを搭載した効果として、3,100万画素レベルでISO400まで実用で使えるのはこのバックが唯一でした。
また、大変優れたモアレコントロールで、商品撮影などでは快適な撮影環境を約束します。
液晶パネルは11万画素です。また、液晶でのインフォメーションは日本語に対応しています。

 

 


★☆★ P45 / 2005 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-400, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 30min, 1.7sec/コマ, Lens倍率 : x1.1
 

P25に変わる新たなフラッグシップがP45です。3,900万画素と、いままでにない高画質を誇ります。
コダックセンサーならではのレベルの高い低ノイズでの撮影を実現しています。
ISO感度50および100では、後に出るP45+と区別がつかない程度のクオリティです。
ISO感度400での撮影はノイズが増大し、P45+に比べ大きく劣ります。
キャプチャーONEを通してのライブビュー機能には対応していませんが、オプションでの機能追加には対応しています。
操作パネルの言語は日本語対応です。
撮影サイズは大きいですが、バッファが350MBと小さいので、書き込みにやや時間がかかります。
P45+に比べて撮影スピートはプラス20%程度余分にかかります。
レンズファクター1.1倍ということから、いまでもリファービッシュでは引き続き人気があります。

 

 


★☆★ P20+ / 2007 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-800, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 1hour, 1.8sec/コマ, Lens倍率 : x1.1
 
2004年にP20が発売されてから3年遅れて新しいPプラスシリーズが誕生しました。
このプラスシリーズ全機種で、PC連結時にキャプチャーワンを通してのライブビュー機能が追加されました。
液晶モニターはノンプラス時代の11万画素から23万画素へ。格段にプレビューの解像度がUPしました。
このP20+はISO50またはISO100で撮影される方向けです。ISO200以上では撮影条件によっては偽色が出ることがあります。
液晶でのインフォメーションはプラスシリーズは全て日本語になります。
P20で1分だった長時間露光の推奨時間が1時間に。従来よりも大幅に使い勝手が良くなりました。
このP20+が実質上、スクエアサイズセンサーの最終機となったので、ハッセルVマウントは今でも人気があります。

 

 


★☆★ P21+ / 2007 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 100-800, 推奨感度 : 100-200, 推奨露光時間 : 1hour, 0.8sec/コマ, Lens倍率 : x1.3
 
前型のP21から比べて、それほど目新しい変化はありません。
最低感度はISO100ですが、推奨感度はISO200まで対応できます
扁平型マイクロレンズ搭載。高感度のクオリティーは従来機より向上しています。
マイクロレンズが平坦な分、大判レンズでのアオリ撮影や広角レンズの使用にも幅広く対応できます。

内蔵RAMを350MBから640MBに。1コマあたり0.8秒と、P21よりさらに高いキャプチャーレートを誇ります。

 

 


★☆★ P25+ / 2007 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-800, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 1hour, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.1
 
広角撮影を多用される方には是非おすすめのレンズファクター1.1倍のデジタルバックです。
ISO50またはISO100で撮影される方向けです。
P25の発色傾向はやや派手目でしたが、このP25+ではニュートラルな発色傾向になりました。
P45+と基本的にキャプチャースピードは同じですが、Macと連結使用した場合、
連写を一定時間続けるとP25+のほうがデータが軽い分だけスムーズに書き込みが行われます。

 

 


★☆★ P30+ / 2007 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 100-1600, 推奨感度 : 100-800, 推奨露光時間 : 1hour, 1.25sec/コマ, Lens倍率 : x1.3
 

P30の高感度および長時間露光の素晴らしさを継承。プラスシリーズとして甦りました。
悪天候はもちろん、室内、夜景、オーロラ、花火、天体、そのほか自然光を生かした撮影でも威力を発揮します。
長時間露光でのホワイトバランスの安定性と高感度撮影は、デジタルバックの中でも屈指の性能を誇ります。
マイクロレンズを搭載。3,100万画素レベルでISO1600まで使えるのはこのバックが唯一です。
また、大変優れたモアレコントロールで、商品撮影などでは快適な撮影環境を約束します。
ISO400でのクオリティが高く、使いやすいことから、アマチュアカメラマンから多くの支持を得ています。

 

 


★☆★ P45+ / 2007 ★☆★

Monitor : 2.2inch, ISO感度 : 50-800, 推奨感度 : 50-100, 推奨露光時間 : 1hour, 1.5sec/コマ, Lens倍率 : x1.1
 

P45のブラッシュアップモデル。 コダックセンサーならではのレベルの高い低ノイズでの撮影を実現しています。
P45では400までしかなかったISO感度が800まで拡張。
ISO400での撮影ではノイズレベルをP45に比べて大幅に抑えています。
プロの間では人気の高い、コダックセンサー搭載のバランスのとれたハイエンドモデルです。故障が少ないことも評判です。

 

 


★☆★ P65+ / 2008 ★☆★

Monitor : 2.2inch, Lens倍率 : x1.0
60MP USE.......... ISO感度 : 50-800,   推奨感度 : 50-100,  推奨露光時間 : 1min, 1.0sec/コマ
15MP USE.......... ISO感度 : 200-3200, 推奨感度 : 200-800,  推奨露光時間 : 2min, 0.8sec/コマ

\2,000,000-(価格固定)
P45+より1年遅れて発売された6,000万画素の新しいハイエンドモデル。
1.3ギガバイトのハイスピードRAMを初めて搭載。6,000万画素でありながらハイスピードレスポンスを誇ります。

新しくダルサ製センサーを搭載。センサープラス機能を新搭載し、画素数を落とすことによりISO3200までの高感度にも対応します。
画面はほぼフルサイズです。いままで不可能だった、画面四隅を活かした広角レンズでの撮影にも対応します。

 

 


★☆★ P40+ / 2009 ★☆★

Monitor : 2.2inch, Lens倍率 : x1.3
40MP USE.......... ISO感度 : 50-800,   推奨感度 : 50-100,   推奨露光時間 : 1min, 0.8sec/コマ
10MP USE.......... ISO感度 : 200-3200, 推奨感度 : 200-800  推奨露光時間 : 2min, 0.5sec/コマ

 
P65+のスペックダウンモデル。同じくダルサのセンサーを搭載。
センサープラス機能により、さらに豊かな諧調表現と、ISO3200までの高感度を手に入れることができます。
センサープラス時(1,000万画素時)のシューティングは秒間1.8コマを確保。史上最速のキャプチャースピードです。
35mmカメラのイメージで1,000万画素と考えると、やや荒い画像のイメージがありますが、
4,000万画素の大型センサーの面積を使っての贅沢な1,000画素使用ですので、仕上がりが全く違います。
雑誌の見開きはもちろん、全紙程度までの大きさでしたら、プロのお仕事でも1,000万画素で十二分に通用します。
1,000万画素で撮影して、キャプチャーワンで意図的にノイズをかければ、フィルム調に仕上げることも可能です。
フルスペックで解像度の高い風景などを、スペックダウンして諧調に富んだポートレートと、使い勝手は自在です。

このP40+が、Pプラスシリーズの最終機となりました。

 

 


★☆★ IQ180 / 2011 ★☆★

Monitor : 3.2inch, Lens倍率 : x1.0 (Full Size)
80MP USE.......... ISO感度 : 35-800,   推奨感度 : 35-200,   0.7コマ/sec. 1.8秒/コマ
20MP USE.......... ISO感度 : 140-3200, 推奨感度 : 140-400,  0.9コマ/sec. 1.2秒/コマ
Shutter:1/10000sec.-2min.

J,MJO 特価\4,280,000-(固定価格)
新開発されたフェーズワンIQシリーズのプレステージモデル。
IQ160とセンサーサイズはほぼ同等ですが、ピクセルサイズがより小さくなっていますので、より緻密な描写が可能です。
また、長時間シャッターは2分まで対応しています。
本来のスペックは8,000万画素ですが、センサープラスにより2,000万画素にスペックダウンして使うことが出来ます。
スペックダウンすることにより、さらに豊かな諧調表現と、ISO3200までの高感度を手に入れることができます。
フルスペックで解像度の高い風景などを、スペックダウンして諧調に富んだポートレートと、使い勝手は自在です。
20歩離れたところから皮膚の毛穴が鮮明に見える、恐ろしいほどの高解像度です。
IQシリーズ全てにUSB3およびファイヤーワイヤー800を装備。
背面のマルチタッチスクリーンではライブビューも可能。 スマートフォンのような軽快なオペレーションを楽しめます。

 

 


★☆★ IQ160 / 2011 ★☆★

Monitor : 3.2inch, Lens倍率 : x1.0 (Full Size)
60MP USE.......... ISO感度 : 50-800,   推奨感度 : 50-200,   1.0コマ/sec. 1.0秒/コマ
15MP USE.......... ISO感度 : 200-3200, 推奨感度 : 200-800,  1.4コマ/sec. 0.8秒/コマ
Shutter:1/10000sec.-1min.

J,IHC 特価\3,780,000-(固定価格)
IQシリーズの中級機。同じダルサのセンサーを積んだP65+の後継機に当たり、645フォーマットをフルサイズにて撮影できます。
IQ180より解像度は下がりますが、秒間あたり1コマでのテンポの良い撮影が可能です。
さらにIQ180より最低感度が高い分、高感度側はやや有利です。
本来のスペックは6,050万画素ですが、センサープラスにより1,500万画素にスペックダウンして使うことが出来ます。
スペックダウンすることにより、さらに豊かな諧調表現と、ISO3200までの高感度を手に入れることができます。
背面のマルチタッチスクリーンでは、ライブビュー画面を出すことができます。
大きな画面でピントの微調整をしたり、スマートフォンのような軽快なオペレーションが楽しめます。

 

 


★☆★ IQ140 / 2011 ★☆★

Monitor : 3.2inch, Lens倍率 : x1.3
40MP USE.......... ISO感度 : 50-800,   推奨感度 : 50-200,   1.2コマ/sec. 0.8秒/コマ
10MP USE.......... ISO感度 : 200-3200, 推奨感度 : 200-800,  1.8コマ/sec. 0.5秒/コマ
Shutter:1/10000sec.-1min.

U,EC 特価\2,250,000-(固定価格)
IQシリーズのエントリー機。同じダルサのセンサーを積んだP40+の後継機になります。
レンズ倍率は1.3倍になりますが、お求め安い価格で登場しました。
センサーサイズは上位機種より小さいですが、ピクセルサイズ(画素の密度)は上位機種のIQ160と同じです。
本来のスペックは4,000万画素ですが、センサープラスにより1,000万画素にスペックダウンして使うことが出来ます。
スペックダウンすることにより、さらに豊かな諧調表現と、ISO3200までの高感度を手に入れることができます。
センサープラス使用時のレスポンスはP40+とほぼ同等のスペックです。
背面のマルチタッチスクリーンの仕様は上位機種と同様で、スマートフォンのような軽快な操作を楽しめます。

 

 

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